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地方旅日記目次
(株)清川屋
(株)長岡小嶋屋
(株)フタバ化学
(株)博多玄海
グループ・サンサックス
(株)ランインターナショナル
ランインターナショナル(1)
ランインターナショナル(2)
ランインターナショナル(3)
ランインターナショナル(4)
ランインターナショナル(5)
ルプラン(株)
(株)トリイヴィラ
奥出雲仁多米(株)

  東京都中野区 ランインターナショナル(株) (4)

さて、新会社(株)エスコスでは、出来たての商品を使い、早速写真取りが始まった。
同時進行でカタログ製作も始まり、がぜん忙しくなった。人員体制は販売開始から女性社員1名を含め、3名でいくことにし、男性1名、女性1名を新規に採用することに決めていた。女性社員は横川さとみさんである。既に男性1名は採用済みである。まもなく女性担当者も入社することになっていた。営業場所は本社から少し離れた地下鉄丸の内線中野富士見町にある会社所有のマンションの一室である。マンションの一室を事務室に改装し、(株)エスコスの本拠地とした。
コンピュータシステムの導入は(株)日本事務サービス(奥泉金三社長、電話03−3668−9850)から既に導入完了し、販売開始の平成7年4月を迎えたのである。新規顧客の獲得は、トライアルセット(価格1,800円)を使った新聞チラシとパブリシティ作戦である。結果は残念ながら両方ともうまくいかなかった。
新聞チラシは一度に100万部を配布し、経費800万円、売上約300万円という状況が続いた。受注件数約1、700件、受注率としては0.17%で、まずまずの率であるが、問題はトライアルセット購入者から本商品購入者への転換が少なかったことである。原因は使用感にあると分析した。
なぜなら1. トライアルセットの受注率がまずまずの結果であったことは、コンセプトや主成分については一応評価されし、モデルも問題なかったと考える。2. トライアルセットは1週間も使えばなくなる容量であるから、美容効果としてはまだ発揮していない段階であることは購入者も理解しているはずである。ゆえに、効果面で嫌われたとは考えにくい。3. 価格的には、本商品の価格も表示してあるので、高ければ初めからトライアルキットは購入しないであろう。4. 販売サービス面でも、他社と比較して遜色はない。
これらのことを総合的に分析すると、開発思想はいいのだが使用感が良くないことになる。
パブリシティ作戦のほうは、パブリシティ広告を得意としている広告代理店、(株)大通(岡本幸之社長、電話03−3258−0731)に依頼し、本商品とトライアルキットをプレゼントするプレゼントパブを実施し、約4万件以上の応募葉書が集まった。集まったものの、この時既に「商品の使用感に問題有り」との分析結果が出ていたことから、公約どうりのプレゼントを差し上げるに留め、それ以上のアプローチはやらなかった。
実際問題としてやれなかったというのが本音であった。なぜなら通販事業に不慣れな3人では、新聞チラシ作戦の受注、発送、代金消し込みに追われ、なをかつ「使用感」についてアンケート調査をしていたからである。
かくして第1ラウンドは終了した。1年の歳月をかけ、数千万円を投資した結果を、まさに貴重な財産と見るか、大失敗として撤退するかの岐路に立ったのである。
大久保社長は第2ラウンドに意欲を燃やした。自信を持って開発した製品のリニューアルを始めたのである。テーマはもちろん「使用感」である。
残念なことは、第1ラウンドの失敗から挫折して、新規採用した男性が退職したことである。交代要員をまた採用しなければならなくなった。しかし何がどう転ぶか判らないものである。この春から新規採用した女性が目覚しい活躍を見せ始めたのである。

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