通信販売コンサルティング 地方旅日記

通信販売コンサルティング 若松事務所
若松事務所概要 プロフィール セミナー お問い合わせ 地方旅日記 通販コンサル 中小通販クリニック 健康食品通販コンサルティング 健食通販道 通販コンサルタント 若松事務所
通信販売のコンサルティング 講演依頼はこちら
通信販売のコンサルティング 手順はこちら
地方旅日記目次
(株)清川屋
(株)長岡小嶋屋
(株)フタバ化学
(株)フタバ化学(1)
(株)フタバ化学(2)
(株)フタバ化学(3)
(株)フタバ化学(4)
(株)博多玄海
グループ・サンサックス
ランインターナショナル(株)
ルプラン(株)
(株)トリイヴィラ
奥出雲仁多米(株)

  愛知県名古屋市 (株)フタバ化学(4)

12月に入り志水社長はテレマーケティング会社の設立を決めた。
高齢化してきている(株)フタバ化学さんの営業スタッフの補完と(株)リーブルさんの販促補完に当面利用し、近い将来テレマーケティング会社として自立させる考えである。テレマ用のコンピューターシステムも導入する計画である。
私は、(株)フタバ化学さんと(株)リーブルさんの顧客DBを、このテレマのシステムと連動させることを強く進言し、まずは技術的に連動し易い(株)リーブルさんの顧客DBから始めることになった。
(株)リーブルさんのボディソープは1200ml入りである。この容量は家族4人で使用すると約3‐4ヶ月で無くなる。ならば、販売後3ヶ月くらいに「まだ有りますか」という御用聞きコールが有効になると考えた訳である。
ボディソープのように、日常品で競合他社製品が多い商品はレスポンスが重要であり、放置しているとスーパーやドラッグストアで他社製品を買われてしまう。そうなれば、また3‐4ヶ月間受注は見込めないことになる。
このあたりが最重要ポイントで、テレマのシステムと連動できれば完璧にできるし、もちろんリピート率は飛躍的に上がる。大きな顧客サービスになることは間違いが無い。
この、テレマ+顧客DBのシステム化には約6ヶ月かかった。その間に商品への理解度を上げるような企画をすることである。
実は、(株)フタバ化学さんのボディソープは原料に石油を使用していない。マレーシア産のパームオイルである。植物性のオイルだから排水しても、河や湖の水を富栄養化し汚染しない、なぜならバクテリアが喰って分解してしまうからである。化学石鹸の使用を禁止している地域でも、安心して使用できるエコソープなのである。
エコロジーとアロエの特性を全面に出した企画をすれば、顧客により理解をしてもらえることは、間違いない。
第1回目のDMは販売開始の告知で良かったが、第2回目のDMが大変重要になってくる。
その期待に応えたのが前出の(株)内田紙工業(内田和行社長、電話048−422−4600)の内田和行社長である。内田社長は、ボディソープのサンプルを、一体型のDMの中に入れた画期的なDMを考案した。サンプルは当然液体である。液体で有るが故に、郵便局は前例が無いことを理由に受付てくれなかった。何処の郵便局に持って行ってもダメなのである。
しかし、何年も前の使用客にアロエボディソープを思い出してもらうには、是非サンプルを入れたいと思った内田社長は、上部組織である近畿郵政局に話を持ち込み熱心に説得した。その努力が報いられ、ついに近畿郵政局がOKを出してくれた。
そうなればお役所である。(株)リーブルさんを管轄としている名古屋市の中村局が受付てくれた。日本で初めての液体サンプル入りのDMが此処に誕生したのである。このDMは平成5年度第8回郵政省主催全日本DM大賞通販部門で見事銀賞を受賞した。続く平成6年にはインターナショナル・プレミアム・インセンテブショー主催第3回日本プロモーション企画コンテストで優秀賞も受賞したのである。もちろん、反響率、注文率は驚く程の高率で、大成功となった。
(株)リーブルさんは協力企業の努力もあって、みごとにテイクオフしたのである。その後の(株)リーブルさんは、3年で3億円、5年で5億円を軽く達成し、いまだ売上を伸ばし続けている。
平成6年春には志水社長が藍綬褒章を受賞し、石鹸業界への貢献と、お客様へのサービスに絶大なる信用を得たのであった。

最後になったが、実は今回(株)フタバ化学さんの記事を書くに当たり、実際に(株)フタバ化学さんのユーザー先(旅館)に宿泊し、評判などをそれとなく取材しようと企画した。
顧客が一般家庭の場合は出来ないが、BtoB故に出来る企画だと自画自賛し、我が家(千葉県柏市)から比較的近いところをピックアップした。もちろん今回の執筆だけでなく、企画提案書やら、カタログ作りなど溜まった仕事を持ち込んだ。
今回宿泊したのは千葉県白子町にある旅館「浜紫(はまむらさき)」(篠崎喜代美女将、電話0475−33−3115)である。「浜紫」は平成7年に開業した新しい旅館で、部屋数28室のこじんまりした旅館である。
白子町は九十九里浜に面し、テニス場が多い。夏は海水浴客、テニス客で賑わう。そんな白子町のメイン通りに、先代が民宿を始め、今の女将さんが旅館に発展させた。子供の頃から家業の民宿を見ていた女将さんは、疲れている人がゆっくり出来る、感じの良い旅館にしたい、出来るだけ宿泊客には干渉しないようにしていると言う。そのせいか、食事の時間になっても、チェックアウトの時間になっても催促の電話は一度もなかった。「忘れられたかな」と思ったほどである。昼間でも大変静かで、持ち込んだ仕事は、どんどんはかどった。息抜きには、大浴場で温泉に入り、露天風呂で新たな構想をねった。実に、仕事をするには打ってつけの宿である。
「平日には、年配の一人客が仕事に来て連泊する」と言う女将さんの話に実感がわく。
(株)フタバ化学さんのボディソープは、数有る候補の中から、女将さんが自分で使ってみて決め、開業当初から大浴場に置いた。湯上りのスベスベ感が特に女性客に好評だと言う。
しかし、コロコロとよく笑う女将さんである、旅館の女将さんというよりも、普通の家庭の主婦みたいな感じがする気のいい女性である。きっと、この記事を見たと言って予約すれば、お銚子の一本ぐらいサービスしてくれるかも知れない。お疲れの方や、溜まった仕事を集中して片したい方には、打ってつけの旅館であった。

(了)


 前へ 目次

| 事務所概要 | プロフィール | セミナー | お問い合わせ | 地方旅日記 | 通販クリニック | 健食通販道 | トップページ |