通信販売コンサルティング 地方旅日記

通信販売コンサルティング 若松事務所
若松事務所概要 プロフィール セミナー お問い合わせ 地方旅日記 通販コンサル 中小通販クリニック 健康食品通販コンサルティング 健食通販道 通販コンサルタント 若松事務所
通信販売のコンサルティング 講演依頼はこちら
通信販売のコンサルティング 手順はこちら
地方旅日記目次
(株)清川屋
(株)長岡小嶋屋
(株)フタバ化学
(株)フタバ化学(1)
(株)フタバ化学(2)
(株)フタバ化学(3)
(株)フタバ化学(4)
(株)博多玄海
グループ・サンサックス
ランインターナショナル(株)
ルプラン(株)
(株)トリイヴィラ
奥出雲仁多米(株)

  愛知県名古屋市 (株)フタバ化学(1)

平成5年4月、ゴールデンウイークを1週間後に控えた月曜日の午後、私は名古屋市中村区にある(株)フタバ化学(志水徹男社長、電話052−471−1111)を訪問した。
地下鉄東山線岩塚駅を上がってすぐに「リーブルアロエ」「LEAVLフタバ化学」の字も真新しい8階立ての立派なビルが有った。(株)フタバ化学さんは、アロエのボディソープを製造、販売している会社である。社歴は50年を超し、主顧客は全国のホテル、旅館、ゴルフ場等である。販路は、ほとんど直接販売であり一般流通はしていないという。私もゴルフ場や観光ホテルの大浴場や売店でよく目にする商品である。
この業界でのシェアでは、大企業である花王に次ぐ2位の座を占めている会社だが、一般流通品ではないため、社名そのものの認知度は高いとは言えない。しかし、グリーンのボトルにアロエのマークを張った商品は、ホテル、旅館、ゴルフ場の大浴場に入った人ならば、ほとんどの人が知っている商品である。つまり、社名よりも商品のほうが認知度が高い実力派の会社である。
その(株)フタバ化学さんが、別会社を設立し通販事業に参入することになったようだ。

アポイント時刻は午後4時半。2階の応接室で、社長の次女である志水美智葉取締役社長室長(以下志水室長と略)から通販事業に至る経緯をお聞きした。
「全国のホテル、旅館の大浴場で、実際にアロエボディソープを使ったお客様(宿泊客)が、従来の固形石鹸に無いスベスベ感、シットリ感を御気に召して、お帰りになる時、何処で売っているのかフロントに尋ねることが多かったことが始まりでした。
そこで売店に置いて頂いたところ、一日に20個、30個と売れました。しかし、旅先で買った商品ですから、又そのホテル、旅館に行って買う訳にはいかない訳です。スーパーやドラッグストアには置いていませんし。そこで、お客様は、ボトルの裏に張ってある製造、販売会社のネームシールを見て、ご注文のお電話を掛けて下さるようになりました。その件数が一年で5千件以上にもなると、とても片手間では処理出来なくなりました。私どもとしては、出来るだけホテル、旅館の売店で買って頂きたいのですが、一方お客様の立場で考えると、又旅先に行く訳にはいかないし、再注文の方法は判らないは、身近の小売店には無いし、大変困る訳です。要は2度目は売らないと言ってるのと同じな訳です。これでは、真の顧客サービスには程遠い話ですし、第一お客様に大変失礼です。そこで、この度お客様サービスの一環として、エンドユーザー向けの会社を立ち上げることにした訳です。ですが、特別な広告宣伝は当面一切やらないつもりです、あくまでもホテル、旅館で購入されたお客様へのサービス補完のつもりです。」
実に明快な経営思想であり、既存の販売ルートを大切にした顧客サービス事業である。
途中、志水室長の説明が一段落する頃、志水徹男社長が加わった。志水社長は「実は、ボディソープというネーミングは私が名付け親なんですよ」等と言ってニコニコしている。そのうち、「若松さん一緒に風呂に入りませんか」と言い出した。私はビックリ仰天してしまった。今さっき会ったばかりの、初対面の人間に「一緒に風呂に入りませんか」などと言う社長がこの世に居るものなのか。だいいち社内に風呂なんて有るのか。
目の玉を飛び出させた私を見て、志水室長はクスクス笑っている。全く冗談のキツイ社長だ、と思ったがどうも本気のようだ。最早これまで、今回の営業は終了、と腹を括り一緒に風呂に入ることにした。

目次 次へ 

| 事務所概要 | プロフィール | セミナー | お問い合わせ | 地方旅日記 | 通販クリニック | 健食通販道 | トップページ |