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ケース(1)
健康通販始めたいが
ケース(2)その1
ケース(2)その2
コンピュータシステム導入のポイントは?
ケース(3)
本商品とお試し用の二種類を開発したいが?
ケース(4)
通販事業を立ち上げる際の期間と資金は?
ケース(5)
見込み客にアウトバンドを掛けようと思っているのですが?
ケース(6)
上手くいく方法とは?
ケース(7)
DMと広告を検討中です
ケース(8)
健康増進法のポイントは?
ケース(9)
商品撮影ポイントは?
ケース(10)
テレビショッピングについて
ケース(11)
景表法のポイントは?
ケース(12)
ネット通販で注意すべき事は?
ケース(13)
通販商材としてのお米について
ケース(14)
新規事業の広告・宣伝、販売方法はどのようにしたら良いか
 

中小通販クリニック


ケース(4)、通販事業を立ち上げる際の期間と資金は?

「ネットワーク販売で健康食品を販売している会社です。この度通販会社を別に立ち上げる予定です。とりあえず、今販売している商品をリニューアルし、別の商品名、別の価格にして販売しようかと考えています。通販事業を立ち上げるには、どの位の期間と資金が必要しょうか?。広告宣伝費は幾ら位かかるでしょうか?。」

 新規に通販事業を立ち上げる為の順序は、会社設立、人、場所を除くと、一般的に1.商品開発2.販売体系の決定3.印刷物作成4.受注体制作り5.物流体制作り6.広告宣伝となる。
 1から順番にポイントを説明する。

 1:今回のご相談では、現在販売している商品のリニューアルであるから、製品は現存している訳で単なる商品化で済むが、別の商品名、価格にするからには、新たな容器、パッケージが必要になる。商品の名前を決めて、容器を決め、パッケージのデザインを決めて製作に入る事になる。商品のネーミングは自社で決めればタダだが、企画会社に依頼すれば30万円から100万円位で、約1ヶ月位は掛かる。
 商品の形状と販売価格、販売量目に依って容器の形状、材質、大きさとカラーリングを決めるが、余程特殊な容器でなければ既製品が有るので、その中からチョイスすれば安くて早く出来る。ポイントは量目と販売価格の関係である。とかくネットワーク販売では何ヶ月分もの量目を一度に売ってしまうことが有るが、通販では1週間分とか1ヶ月分が販売ロットの基本であり、価格も1ヶ月分で1万円位に設定している商品が多い。
 出来れば本商品の他にサンプル品も作っておくのが望ましい。サンプル品については、3月27日号を参考にしてもらいたい。
 パッケージも材質、大きさに依って既製品が有るのでデザインに注意をすれば良いが、要注意はカラーリングである。大体であるが、化粧品のカラーリングは白、黒、金、銀が多く、ビタミン剤や強精剤は赤、黄が多い。どのような健食なのか解らないが商品イメージに合ったカラーリングにした方が良い。デザイン料は数十万円位が普通である。

 2:販売体系の決定とは(1)受注方法 (2)返品の条件 (3)受注してからお届けまでの日数 (4)宅配会社・宅配料 (5)代金支払い方法、である。
 (1)のポイントは、電話での受け付け関係である。休祭日の受け付けの有無。何時から何時までにするか、フリーダイアルの有無である。
 (2)はパッケージの開封の有無と期間である。通販は訪販法によるクーリングオフは適用されないが、一定の条件下による返品は多くの通販会社が行っているので無視出来ない。
 (4)のポイントは宅配料金にある。宅配料金は非常に大事で、売上高を左右することがあり、料金交渉には最大限の努力が必要である。私は全国一律料金制で4百円を目標に交渉するように指導している。
 (5)のポイントは、郵便局とコンビ二を利用出来るようにすることである。受注単価が高くなるようであればクレジットカードも取り扱いたい。

 3:印刷物は商品関連の他に社名入り封筒、納品書、請求書、代金振込み用紙等が有る。納品書、請求書、代金振込み用紙は1枚の紙に印刷し、プリンターで出力する事が多いので、コンピューターのソフトに合わせて製作した方が良い。後日変更箇所が少ない印刷物なので多めに印刷し、コストを下げるようにする。
 商品関連はパンフレット、カタログ等写真入りの印刷物になり、キャッチコピーや商品説明、成分表等、全体のデザインとカラーリングが大事である。自社で版下まで製作出来れば良いが、専門会社に依頼した方が無難であり、かつ何度も作り直す事が多いので当面必要とする分だけ印刷した方が良い。
 デザイン料は数十万円で印刷料は印刷枚数が多ければ、1枚当たりのコストが安くなるのは当然である。ポイントは大きさと紙質である。大きさはA4版、B4版が多いが無理に小さくしたり、大きくする必要は無い。紙はコート紙や和紙等、紙質に依って安っぽく見えたり、高級感が出たりするので要注意である。

 4:受注体制作りは人員やファックスの他に電話を何本入れるかを決めなければならない。スタート時点では3本位あれば良いが、一度にたくさんの広告を出す場合にはもっと本数を多くするなり、その時期だけ外注するなりすれば良い。印刷物に電話番号を印刷するので後日番号の変更が無いようにする事。
 1番の買い物は通販システムで有るがこれについては3月6日号を参考にしてもらいたい。ポイントは受注担当者への教育にある。健食販売は単に注文内容を聞き出すだけでは不十分で、顧客の悩みをよく聞きだし、商品の説明を十分行うことが大事である。顧客の悩みはデータ−ベースに記録し、担当者が変わっても情報を引き継ぐようにしたい。

 5:物流体制は自社でやるか外注にするかを決めることから始まる。立ち上げ時点では、コストの点からも自社で行うのが良い。

 6:広告宣伝は様々な媒体が有り自社では出来ないので、通販広告を得意とする広告宣伝会社に相談する事。日本通信販売協会の調査では、年間平均販促費は年間売上の25%位の会社が多く、売上規模が小さい会社ほど比率は高い傾向に有る。立ち上げの為の期間を総合すると、超特急で3〜4ヶ月で普通半年は掛かる。



 
 

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